VNE事業者とは

VNEとはVirtual Network Enablerの略で、直訳すると仮想通信事業者。
固定通信において、他の電気通信事業者に対して電気通信役務を提供する事業者。

一般的に以下のサービスを提供する通信事業者を指す

  • NTT東西のNGN網(フレッツ光ネクスト/フレッツ光クロス)にIPoE方式で接続
  • 他のISP事業者に対して、ISPのエンドユーザーへIPoE方式の接続機能を卸提供(ローミング

NGN網の技術的な制約により接続可能な事業者数は3社に限定されたため、自社ユーザへの直接提供のみだけではなく他社ISPへローミング提供することが接続事業者の要件となった。これらの事業者をVNE事業者やIPoE事業者と呼ばれる。
その後、制約となっていた技術要件が見直されたため、現在は16社まで接続可能な事業者数が拡大している。

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  1. VNE事業者とは ↩︎
  2. IPoE方式とVNEの役割 ↩︎